iPhone用ヘルメットマウント『三五式』を作ってみた

Ustreamツイキャス中継に便利なiPhone用ヘルメットマウントを作ってみました。
その名も「三五式」(3500円で作ったから)。

意外と選択肢が無いヘッドマウント中継機器

今回製作したきっかけは趣味のサバゲー
ゲームを楽しみつつ、その様子を頭につけたカメラでツイキャス中継できないかと考えました。


早速調べたところ、動画撮影ができる小型カメラはGoPro HDContourHDなどいろいろあるのですが、ダイレクトにUstream中継できるものは見つかりません。
昔販売されていたUstream中継用カメラ「Cerevo Live cam」はいつのまにやら販売中止。
結局最もお手軽にネット中継できるカメラ=スマートフォンという結論になりました。


しかし今度はiPhoneを頭に固定する商品が見つからず。
唯一市販されていた「Optrix HD」は海外のみの販売。しかも固定は両面テープと心もとなし。
これなら自分で作った方が早いんじゃね?ということで早速制作開始です。

制作価格約3500円!ドリルがあれば10分で制作完了

【用意するもの】

  • 外装の薄いヘルメット(購入価格2500円。後で穴あけするので安物の頑丈じゃないやつがオススメ。自分はこれを使いました。Amazonで売っているこれも似たような感じ?)
  • サンコ- 車載ホルダーXP-F(購入価格1000円)
  • 電動ドリル(安物でも十分なので適当にどうぞ)


【作り方】

1.車載ホルダーの雲台部分をばらす


こうなっているのを

こうばらします。使うのは左3つのパーツ。


2.ヘルメットのおでこに来るあたりに1.の雲台ネジが刺さる大きさの穴をあける。

ちょっと位置が右にずれちゃいました。

上すぎると角度があわなくなるので注意。写真よりもう1センチ下くらいのほうがよかったかも。

裏から見たところ。
細いドリルでも3つ分程度穴をあけたあと、ドライバーをつっこんでグリグリやれば適当に穴の大きさを広げられます。


3.1.の雲台をさしこみ、裏からネジでとめます。

まずはぶっさして…

裏からとめます。


4.完成!角度の微調整はお好きにどうぞ。

縦横どちらも可能ですが、横位置は若干すっぽぬけそうな不安があるのでゴムバンドなどで補強したほうがいいかも。

また万が一の落下も考えられるため、自分は軍用規格をクリアした超頑丈ケース「GRIFFIN Survivor」を併用しています。
ただこのケースはカメラ撮影がしづらい難点があるため「Case-mate Tank Case」の方が向いているかもしれません。

作るのは簡単。後は装着する勇気。

というわけでこのiPhone用ヘルメットマウント、誰でもあっという間に作れるのですが、街中でかぶると衆目を集めること必至。
「羞恥心なぞとうに捨てたわ!」「職務質問上等!」という配信主さんはぜひ制作してみてください。



↓これ+HDPro+モバイルルータという手もあるのですが、HDMI接続が煩雑かつお値段がはるので見送りました。
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