ニンテンドー3DS向け自作3D動画のエンコード方法


本日12月8日、ニンテンドー3DSのアップデートにより待望の3D動画撮影機能が追加されました。
そして、予想通りPC側でエンコードした動画も再生可能となっているようです。

動画は3D-AVI形式で保存される

3DSで撮影した動画はSDメモリ内の「\DCIM\100NIN03」内に保存されます。
ファイル名は「HNI_00XX.AVI」(XXは連番)、ファイル形式は以下のとおりです。

[HNI_0084.AVI]
480x240 24Bit Motion JPEG(MJPG) 20.00fps 396f 3696.92kb/s
IMA ADPCM 16.00kHz 4Bit 1ch 64.88kb/s
[RIFF(AVI1.0)] 00:00:19.800 (19.800sec) / 9,329,924Bytes

フジの3Dデジカメ「FinePix REAL 3D W3」と同様、MotionJPEGのAVIファイルでした。
……とすると、同じファイル形式であれば再生できる可能性が高いです。

ステレオムービーメーカーでAVIエンコード

3D写真のツールでおなじみ「むっちゃんのステレオワールド」で配布されているフリーウェア「ステレオムービーメーカー」でREAL 3D用AVIファイルがエンコードできます。
ここではYouTubeからダウンロードしたサイドバイサイドの3D動画をエンコードしてみます。


1.適当なツール(これとか)でYouTubeの3D動画(これとか)をダウンロード(サイドバイサイド動画になっている)


2.適当なツール(VLCとか?)でステレオムービーメーカーで読み込める形式(MPEGなど)に変換する


3.ステレオムービーメーカーで「ファイル>ステレオムービーを開く」を選び「横並び(50%)」のラジオボタンをチェックして該当ファイルを開く。


4.「ファイル>3D-AVI形式で保存...」を選び、画面サイズを「320x240」に設定してファイルを適当な箇所に保存。


5.3DS用のSDカード「\DCIM\100NIN03」の中にコピーする。ファイル名は「HNI_00XX.AVI」で今ある他のファイルと連番になるようにする。


結果はトップの写真のとおり、問題なく3D動画が視聴できました。
ただ、ステレオムービーメーカーの使用上「320×240」に制限されてしまうため、横長の画面をいかすことができません。
ここは今後のツールの拡充に期待です。
(12/9追記 作者様Twitterで400×240に対応したベータ版が配布されています。)
(12/11追記 海外で一発変換可能なフリーウェア「3DS Video」が配信されていました。MP4も直接読み込めるので簡単です!)



マリカーも発売し、ようやく買い時がやってきた感があります。
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