Panasonicから2眼3Dデジカメ発表【IFA2011】


ドイツ・ベルリンで行なわれている「IFA(国際コンシューマエレクトロニクス展) 2011」にて、パナソニックの2眼式3Dデジタルカメラが発表されました(ソース元:AV Watch)。

3Dコンデジ初の光学手ぶれ補正対応

3Dデジカメといえば昨年発売されたFinePix REAL 3D W3がほぼ唯一の選択肢でした。
今回発表されたパナソニックコンデジは以下のような優位点があります。

  • 光学4倍ズーム(フジは3倍)
  • 光学手ぶれ補正搭載(フジは非搭載)
  • AVCHDによるサイドバイサイド動画撮影(フジはMotionJPEG)

2眼式にも関わらず手ぶれ補正を搭載したのが画期的。
また、サイドバイサイドながらAVCHDに対応しているので、容量を抑えつつ動画撮影が可能です。ただし解像度が公開されていないのが心配。フルHDだと良いのですが。
一方でレンズ間の距離が狭いため、視差が十分に取れないのでは、という不安もあります。しかしレンズ群が左手側に寄っているおかげで、フジのように不自然なホールドを強要されることはなさそうです。

※不自然なホールドの図


公開されていない情報で不安なのがバッテリー持続時間。2眼式で手ぶれ補正ともなると、消費電力も激しそうです。

発売は今年の冬。ようやく3Dデジカメに選択肢が

IFAではモックアップのみの展示でしたが、発売は今年の冬。
果たして間に合うのか不安はありますが、3Dデジカメはほしいけど冬までなら待てる、という方は絶対に待ったほうがよさそうです。
そして、こうなってくると3Dに力を入れているもう一つのメーカー、世界のソニーにも期待したいところです。



↓コレジャナイ感がある3D対応Bloggie。でも動画取るなら現状ほぼ唯一の選択肢です。