「たまゆら」東劇上映会&トークショーレポート〜痛フェリー出航！？〜

けいおん4巻購入後張り詰めていたものが切れた、のかどうかわかりませんが風邪をひきました。
昨日はなんとか会社に行ったのですが気分が悪くなり14時に退社。こんなの初めてだ。
で、医者にいき「今流行ってる風邪ですねー」といわれ抗生物質を処方してもらいました。
その後30時間ほど睡眠したおかげで熱がひいたため、のそのそと行ってきました東銀座。
そう、ごく一部で話題のカメラアニメ「たまゆら」の上映会です。
以下はレポート。

東劇券売所にはばっちりポスターが。
当日分も若干販売されていたみたいです。
ちなみに佐藤順一監督は今回のイベントについて

東劇の上映は、「たまゆら」のＨＰやツイッターをまめにチェックしている人じゃないと、そういうのがある事もなかなか気づかないかもですね。あとで知って「見たかったーー」となる人も結構いそうな予感…。(satojumichi)

http://twitter.com/tamayura_tweet/status/25023969015
とつぶやかれていました。
rtypeも発売後しばらくしてからローソン行ったのに普通に買えましたからねー。
というわけで、過疎っていないか不安な気分を持ちつつ2階へ。

まずはアンケートとチラシを渡される。
なかにはいると・・・

・・・混雑しているじゃなイカ！
はい、普通に大盛況でした（~~ヤロー率95%でしたが~~）。
しかしこの行列はいったい？

本日ポップコーンMサイズをお買い求めの方に
たまゆら特製コースターをプレゼント！（数量限定！）

きた、ポップコーン商法！
まあ、ポ◯モン見に来た小学生じゃあるまいし、たかがコースターのために

買っちゃったよ。
→は比較用に、ロイホコラボのコースター（関連記事）を。
流行ってるんですかね、コースタープレゼント。
このポップコーン大盛況で上映時間が遅れたのはこいつのせいという説も。
というか、生産が追いつかず、途中からドリンクLでももらえることになっていた。

他にも会場内にはデフォルメの4人たちが。
この周り、ちょっとした撮影会になってました。

そしていざ上映開始。

ひとつめ：「大好きがいっぱいの町、なので」
瀬戸内の町、竹原に引っ越してきた写真が大好きな楓は幼馴染のかおると一緒に学校に通っています。
引っ込み思案な楓はこの町ではかおるは唯一の友達です。
学校の帰りに、壊れてしまっていた父親の形見のカメラ「Rollei35s」を取りに写真屋さんに行きました。
写真屋のオーナーは楽しい気持ちになれるからと楓の写真をとても気に入っていて、お店に飾っています。そこで楓は、写真をじっと眺めていた麻音、そしてのりえと出会います・・。

ふたつめ：「水色の小さな切符、なので」
楓、かおる、麻音、のりえの4人は写真屋さんで出会ったことをきっかけに仲良しになり、今日は将来の夢についてみんなでおしゃべりをしていました。
学校の帰りに楓の母親が働いている喫茶店にみんなで寄ることになり、喫茶店でくつろいでいると、楓に一枚の手紙が届いていたことを母親に告げられます。
その手紙の送り主は楓が憧れている写真家の志保美りほ。
そして手紙には下蒲刈で行われるりほの個展への招待券が入っていました・・。

ストーリーは公式から引用。
広島県竹原市を舞台にカメラを持った女子高生、楓のほんわかまったりストーリーが展開されます。
同じ佐藤順一監督の「ARIA」やその弟子、平池芳正監督の「スケッチブック」によく似た雰囲気を持っています。
一言で言えば「ネオタケハラ」的な。
平日の深夜に放映されたら、とてもいい感じに睡眠導入されそうです（褒め言葉）。
デジモノ好き（というか小物好き）からすると、主人公のもつ「Rollei35s」や2話目で登場した写真家さんの持つニコンの一眼レフなど、カメラ周りの描写が細やかに描かれているのが素敵でした。
スタッフロールの「協力」にちゃんと「ニコン」が入っていましたしね。

上映会の後はキャストの儀武ゆう子さん、葉月絵理乃さん、そして佐藤順一監督によるトークショー。
司会は芸人魂たっぷりの儀武さん。
以下、うろ覚えの内容。

Q今日の感想
監督：おっきい画面だと描いている大きさの何百倍にもなるので心配なんだよね。でも今回はしっかり見られてよかった。ARIAの上映会の時は見られなかったから。
葉月さん：こんなにいっぱい人がくるなんて・・・。3列目まで埋まればいいかなと思ってました。
監督：たまゆらなめんな！

Qキャストに対する感想
葉月絵理乃さん：なんでこの役（主人公のあこがれの写真家・志保美りほ）なんだろうって思いました。
佐藤順一監督：ARIAでは上の人にあこがれるキャラだったけど、今度はあこがれられる立場をやってみたら、と思ったんです。
葉月さん：それはそういう年だから、ということですか？
監督：・・・うんまあそうね。
儀武ゆう子さん：私の役（楓の友達、口下手なので口笛で感情表現する）についてですけど、しゃべらないのかよ！って思いました。口笛の特訓はしましたけど（笑）。
監督：それも儀武さんの無口な部分を出したんだよ。
儀武さん：まあ私、部屋でひとりでいるときもテレビに突っ込み入れる人ですけどね。

Qどうしてこういう作品にしたのか？
監督：ARIAはいわば「社会人」の物語。既に目標が決まっている。たまゆらはまだ目標が決まっていない「学生」のおはなしを描きたかった。

Q葉月さんは写真が趣味とか
葉月さん：10年前くらい、まだ140万画素位のデジカメでたくさん撮っていました。空の写真もたくさん撮っていましたよ。
監督：え、そうなの！？その写真アニメの中で使いたかった！
儀武さん：今からでも差し替えちゃいましょうよ！
監督：今からだとブルーレイの機械止めなきゃいけないから（笑）。
儀武さん：たまゆら撮れます？＞葉月さん
葉月さん：ええ、結構撮れますよ〜。
監督・儀武さん：・・・えっ？
儀武さん：まさかの「たまゆらちょろい発言」ですよ！色々な人に同じこと聞いてますけど、簡単に撮れるっていうのは初めてです！
葉月さん：撮れる場所っていうのがあるんですよー。ご案内しますよ。
監督：・・・それって青山霊園とかじゃないよね？