Victor DLA-X9からDLA-X3まで再度3Dプロジェクター比較レビュー

ついにビクターも3Dプロジェクター市場に参戦!
(参考:Phile-Web
というわけで先日の記事を再構成しました。

左右対称のソリッドなデザインでかなり印象が変わっています。
しかしまさかの40万円から(実売はそれ以下?)、しかもソニーと同じ11月発売とは驚きです。

とりあえずスペックを並べてみる

↓クリックで全体が見えます。

rtypeの私感だとVictorネイティブコントラスト比の違いは本格的な暗室環境がないとわからない(迷光で差が出ない)ので、よっぽどのマニアでもない限りエントリーモデルでも十分と思われます。

明るさはビクター、クロストーク対策はソニー

ビクターのD-ILAが加わったとはいえ、DLP方式とSXRDorDILA(どちらも反射型液晶)方式に2分されるのはかわりません。
Victor以外のモデルに関する評価は先日の記事をご参照ください。
ビクターの新モデルは光学エンジンが新しくなっているらしく、明るさが旧モデルの900ルーメンから1300ルーメンへと大幅アップしています。
このおかげで3Dメガネを通した時もソニー(1000ルーメン)より明るく見えると思われます。
一方ビクターは倍速駆動ですが、ソニーは4倍速駆動。
残像によるクロストークへの対策はスペック上はソニーが上。
もっとも液晶テレビの場合は倍速のAQUOSと4倍速のブラビアにそこまで差はないので、実際は見てみないとなんとも言えませんが。

DLA-X3なら40万程度?

3D対応のエントリーモデルが4,495ドル(38万円)。別売りの3Dメガネ「PK-AG1」が179ドル、送信機「PK-EM1」が79ドルなので、合計は4.753ドル(40.1万円)!
円高の影響もありますが、国内で値引きが入れば同程度の値段も夢ではないでしょう。
しかしサムスンではなく、まさかのビクターから価格破壊。これまでのエントリーモデルと同様の価格で購入できることで3Dホームシアターの敷居を大幅に下げるでしょう。

現時点での購入の指針(9/24バージョン)

  • とにかく画質!→LG CF3Dを輸入、シルバースクリーンとあわせて100万を軽くオーバー。
  • とにかく安く!→Victor DLA-X3で。40万円は破格でしょう。
  • 早く欲しい!→国内発売日確定のソニーで。Victorも11月なら同発となります。
  • 明るさはほしいけど100万は無理・・・→SHARP XV-Z17000待ち。1600ルーメンは魅力的ですが、画質への影響が若干心配。Victor1300ルーメンで我慢するのもあり?

で、Victor待ちと言っていたrtypeは・・・どうすれば・・・。

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PS Storeの500円アップデートで3D対応だそうです。ソフトは既にあるので、環境さえ整えば・・・。
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(こっそり追記)そういえば同時発表されたDLA-HD250もすごいデフレモデルですね。2995ドル(25万円)って・・・。透過型液晶やDLPへの対抗心がうかがえます。

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