3D VIERA(ビエラ) VT2 店頭レビュー速報。来年の今、3Dテレビは「当たり前」のものになる。


本日、一部で話題の3Dビエラが先行発売されました。
レビューは「続きを読む」から。
早速夜アキバヨドバシへ行くとすでに列ができている状態。
どういうふうに展示するのかと思ってましたが上の写真のように3Dメガネスタンドが立っておりそれを覗きこむようになってます。

横から見るとこんなかんじ。
高さを調整できるので特に違和感なく堪能できる。
映像は石川遼の1分程度の映像がループ。
他の映像ソース(特に映画)も見たかったなあ。

ところでrtypeの3D映像歴は
・幼少期ディズニーランドでキャプテンイーオーを見る
・川崎IMAXシアターでアバターを見る
豊洲ユナイテッド・シネマのRealDでアリスインワンダーランドを見る
の3回のみなので、3D画質を査定するには心もとないかぎり。
よって下に感想を書いたけど、あくまで参考程度に・・・。



・はっきり言って画面が暗い。元々ビエラ自体が液晶と比較すると暗いのだが、それプラス3Dメガネのせいで「暗いなあ」とはっきり感じてしまう。ヨドバシは以前のKUROコーナーのようにVIERAを暗い場所に隔離するべき。部屋まっくらにして見るにはちょうどいいかも。
コントラストはそれなり。やはり画面が暗いせいで彩度低いなあと感じてしまう。
・ゴーストやちらつきは特に感じず。ただ後ろにあった間接照明の蛍光灯の明かりがめちゃくちゃちらついていた。やはり部屋を真っ暗にしてみる方がよさそう。
・肝心の3D感は十分。結局ソースに左右されるんだろうけど石川遼のバンカーショットでこちらに砂が被さってくるかと思った、と言えばその臨場感が伝わるだろうか。世界初の動く映像を見た人が汽車が迫ってくるのを見て逃げ出した、という話を思い出した。
・噂通り3D映像を見ていると若干画面が小さく感じる。50型のビエラを見た時も感覚的には42型程度に感じた。自宅のテレビを買い換える方は今より大きめにしないとだめかも。

総じて言えば「RealDにすごく似ている画質」だった。
本当は同じシャッター式の「Xpand」に近いのだろうけど、見たことないのでようわからない。
この画面の暗さは残念だけど、日本初の大手メーカー製3Dテレビとしては非常に完成度が高い。
「3D画質はIMAXレベルじゃないと許さん!」という人でなければ、次に出てくるのが6月のブラビアであることを考えると、初物買いしても後悔は無いと思う。




さて画質への感想は若干辛口になってしまったけど、今年から来年にかけて3Dテレビが主流になるのは間違いないと思う。
理由は以下のとおり
・3Dテレビもメガネが必要な以外はハード的に2Dテレビとあまり変わらない。今はプレミア価格だが今後3Dと2Dのテレビの価格差はかなり縮まっていくことが予測される。
サムスンがすでに3Dテレビを海外で発売しており価格競争は必至。
・そのうち映画のBDも3Dと2Dの映像を両方収録するのが(場合によっては2枚組?)当前になる(別パッケージにすると流通コストがかかって逆に損)。よってレンタルショップでいくらでも3D映像を手に入れられる。
来年の今頃は50型の3Dテレビが20万円程度で手に入れられることを祈りながら、rtypeは様子見します。あしからず。
※参考:
アバター』3D全方式完全制覇レビュー
http://itsa.blog.so-net.ne.jp/2010-01-15
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